こんにちは、はら社労士です。今回は、傷病手当金に焦点を当て、その重要性から具体的な申請方法まで、ブログ風にわかりやすく解説していきます。傷病手当金は、病気やケガで働けなくなった際に受け取れる、働く皆さんにとって非常に重要な支援制度です。それでは、詳しく見ていきましょう。
1. 傷病手当金とは?
傷病手当金は、健康保険に加入している方が、病気やケガで仕事を休んで収入が途絶えた場合に支給される給付金です。この制度の目的は、一時的に収入がなくなっても、生活を支えることにあります。
YouTube 傷病手当金
2. 支給対象となるケース
- 具体例1: 山田さんがインフルエンザで2週間仕事を休んだ場合、この期間の収入が保証されます。ただし、業務中や通勤途中の事故は労災保険が適用されるため、傷病手当金の対象外です。
3. 支給要件
傷病手当金を受け取るためには、以下の4つの要件を全て満たす必要があります。
- 仕事とは関係ない病気やケガであること
- 病気やケガで仕事に就けないこと
- 4日以上の仕事を休んでいること
- 休んでいる期間の給与が支払われていないこと
4. 待機期間の計算方法
傷病手当金の支給は、病気やケガの初日から数えて4日目以降から始まります。この4日間の「待機期間」は支給の対象外です。
- 具体例2: 山田さんが1月1日に病気になり、1月5日に復帰した場合、1月5日は待機期間を超える初日となり、傷病手当金の支給対象となります。
5. 支給期間の通算
2022年1月1日から、傷病手当金の支給期間が「通算して1年6か月」となりました。これにより、同一の病気やケガに関して、支給開始日から通算して1年6か月まで傷病手当金を受け取ることができます。
6. 支給金額
傷病手当金の支給額は、平均給与の3分の2に相当します。ただし、支給額には上限があります。
7. 申請書の記入方法
被保険者の記入ページ
申請書1ページ目:

- 氏名および氏名(カナ): 必ず被保険者の氏名とカナを両方記入。外国語名の場合はカタカナで二回記入します。
- 振込先指定口座: 被保険者(申請者)の口座を記入。令和5年1月からは受取代理人欄が削除され、被保険者の口座への振込みが基本になりました。

申請書2ページ目:
- 仕事内容: 具体的な仕事内容(例:「経理事務担当」)を記入。
- 原因: 病気やケガの原因について記入。通勤途中や業務に起因する場合は労災の可能性があるため、労基署で確認が必要。
事業主の記入ページ
申請書3ページ目-①:

- 勤務状況: 出勤した日のみ「〇」でマーク。有給、公休、欠勤日は記入不要。出勤していない場合は、申請期間の対象年月のみ記入。
- 支給手当: 出勤していない日に支給された手当や有給について記入。
申請書3ページ目-②: 賃金支給内訳

- 必須記載例:
- 固定で欠勤控除されていない手当
- 申請期間中に取得した有給休暇
- 記載不要な例:
- 出勤日に支給した賃金(固定でない残業代含む)
- 賃金計算期間に支給した賃金の総額
- 賞与など一時的に支給した賃金
- 記入例: 申請期間中に支給された通勤手当、資格手当、有給休暇について具体的に記載。例えば、通勤手当10000円/月、資格手当5000円/月、有給9000円/日など。有給取得日が申請期間に含まれる場合、その分を明記。
注意点:
- 事業主証明: 事業主所在地、名称、氏名を記入。証明日は申請期間終了後の日付を記入すること。
- 記入は正確に、必要な情報を明確にすることが重要です。間違いを避けるために、記入前に必要な情報を確認し、正確に記入してください。
まとめ
傷病手当金は、病気やケガで困難な状況にある時に、貴重な支援となります。正しく理解し、必要な時に適切に申請することが大切です。





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