採用選考で聞いてはいけないこと

採用選考で聞いてはいけないこととは、採用に関係のない思想に関する質問や本人の努力ではどうにもならない家族や出身などの質問はNGです。職業差別に繋がる質問は大きく分けて14項目がありますので気をつけましょう。
採用選考で就職差別になる14項目
<本人に責任のない事項の把握>

1 本籍・出身地に関すること
「出身地はどこですか?」・「本籍地はどこですか?」等の質問は出身地による差別に繋がる可能性があるため禁止事項になっています。・
2 家族に関すること
「家族構成を教えてください」・「家族の職業のを教えてください」・「両親の収入を教えてください」・「両親は健在ですか?」「兄弟はいますか?」等の本人に責任がない事項となり不適切な質問事項になります。
3.住宅状況に関すること
「あなたの家はどのあたりにありますか?」、「最寄りの駅を教えてください」、等通勤・出勤が大丈夫か心配な場合に質問することが多い質問ですがこれも本人に責任のない事項に該当するため不適切質問となります。
4,生活環境・家庭環境に関すること
「家の広さや部屋数は?」「間取りは?」、「持ち家ですか?」等の生活環境、家庭環境に関することの質問は、家庭や地域の生活水準を判断する材料になってしまうため能力と関係のない選考となり不適切な質問です。
思想信条に関する事項
5.宗教に関すること
「あなたは何か宗教を信じていますか?」、「家の宗教を教えてください」等の宗教に関する質問は、憲法19条の信教の自由に抵触するため不適切な質問です。
6.支持政党に関すること
「あなたはどこの政党に投票していますか?」、「あなたの家庭ではどこの政党を支持していますか?」等の支持政党に関する質問は、思想・信条に関する質問で不適切質問です。これらの質問のように直接的な質問だけでなく、間接的に政策に関する質問で把握することも不適切な質問です。
7.人生観・生活心情に関すること
『座右の銘は?』、「どんな生き方をしたいか」、「あなたの人生にとって何か大切ですか?」等の個人の思想信条を特定する質問は不適切質問です。「将来の目標」など応募者の回答を制限しない方法で質問することが大切です。
8.尊敬する人物に関すること
尊敬する人物は誰ですか?」という質問は、応募者の思想信条や価値観を知るための質問としてよく聞かれますが、宗教や政治に関する人物を答えた場合、面接官が応募者の思想信条や価値観を理由に差別的な判断を下す可能性があるため、注意が必要です。
9.思想に関すること
「あなたの思想は?」、「あなたは、特定の思想信条を否定していますか?」などの特定の宗教や政治に関する思想を引き出すような質問は不適切な質問です。「あなたにとって大切なことは何ですか?」などの応募者にとって答えやすい質問で思想に関することを把握しないやり方を心がけましょう。
10.労働組合・学生運動など社会運動に関すること
「労働組合の加入歴は?」、「学生運動についてどう思いますか?」は、思想・信条の自由に関する事項なので本人の能力と関係のないところでの選考は不適切な質問です。差別的な判断を下す可能性があります。仕事に関する考え方を質問したい時は「あなたはどのような仕事にやりがいを感じますか?」などの聞き方で思想・信条を選考の判断にしないよう気を付けましょう。
⑪新聞・雑誌・愛読書などに関すること
「あなたの家庭で購読している新聞は?」、「定期購入している雑誌はありますか?」、「あなたの愛読書を教えてください。」などの思想・信条が把握出来る質問は不適切な質問です。これも差別に繋がる恐れがあります。「能力を高めるために取り組んでいることはありますか?」などの応募者が答えやすいように心がけましょう。
身元調査・合理性のない採用選考時の健康診断の実施
⑫身元調査などの実施
採用選考のための身元調査は、応募者の近隣住民や関係者から聞き込みをしたデータを集め、それらの情報から本人の住所や生活環境・家庭環境などの差別に繋がる情報が把握されるため結果として就職差別につながる可能性があります。
⑬本人の適正能力に関係のない項目が含まれた応募書類などの使用
履歴書やエントリーシートに本人の能力に関係のない項目が含まれるものを使用すると就職差別に繋がるので含まれないものを使用しましょう。
新規中卒者 職業相談表(乙)
新規高卒者
「全国高等学校統統一用紙」
新規大学卒業予定者用標準的事項
⑭合理的・客観的に必要性が認められない採用選考時の健康診断
応募者の能力と経験とは関係のない検査、応募者の採用・不採用を決めるために必要のない検査、応募者のプライバシーを侵害する検査など採用とは関係のない検査は不適切な事項になります。
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