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有給休暇時間単位の付与と計画的付与

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10月は年次有給休暇取得強化月間です 就業規則
10月は年次有給休暇取得強化月間です
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時間単位の年次有給休暇とは

通常1労働日を単位として付与される有給休暇を、労使協定を締結した場合、使用者は5労働日を限度として、時間単位で年次有給休暇を付与することができます。

労使協定で定める事項

時間単位年休労働者の範囲

 対象になる労働者の範囲を定めます。
一部の者を対象外とする場合には、「事業の正常な運営を妨げる場合」に限られます

時間単位の年休の日数

1年5日以内の範囲で定めてください

時間単位の年休1日分の時間数

時計の絵

1日分の年次有給休暇が何時間分の時間単位年休に相当するのかを定めてください。

1時間以外の時間を時間単位として与える場合の時間数

2時間
2時間

 2時間単位など1日の所定労働時間を上回らない整数の時間単位を定めます。

年次有給休暇の時間単位での付与に関する労使協定(例)

年次有給休暇の「計画的付与制度」を導入

「年次有給休暇の計画的付与制度」とは

「年次有給休暇の計画的付与制度」とは、年次有給休暇の付与日数のうち5日を除いた残りの日数について、労使協定を結べば計画的に休暇取得日を割り振ることができる制度です。

「年次有給休暇の計画的付与制度」の対象になる有給休暇の日数

年次有給休暇10日付与
年次有給休暇10日付与
年次有給休暇20日付与
年次有給休暇20日付与

前年度から繰越分がある場合は繰越分を含めた付与日数から、5日を引いた分を計画的付与の対象にすることができます。

付与方式の種類

方式 年次有給休暇の付与方式 適した事業場、活用事例
一斉付与方式 全従業員に対して同じ日に休暇を与える

製造部門など、操業を止めて全従業員を休ませることのできる事業場などで活用

交代制付与方式

班・グループ別に休暇を与える

流通・サービス業など、定休日を増やすことが難しい企業、事業場などで活用

個別付与方式 個人別に付与 年次有給休暇付与計画表により各人の有給休暇を指定

年次有給休暇付与計画表による個別付与方式の導入例

 毎週金曜日に年次有給休暇の個別付与方式を活用すると土日と組み合わせることによって連続休暇になります。さらに月曜日もプラスワン休暇にすることができます。

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コメント

    オセロに挑戦

       

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